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ウラロジの日陰者

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  • 04/21/04:59

12.19.03:15

あ。

そういえば、篤姫が終わったってのに、なんも書いてなかった。

ちゃんと最終回も見てましたよ。
内容はその後ダイジェストといった感じでしたね。
ただ、相変わらず要所要所にはいいセリフとシーンを作りますね!
天璋院が最後に言う、『天命~』云々のくだりは、一貫した物語の主題をきちんとまとめていたと思いますし、何より脚本家がしっかりした思想を持って作っているという点に好感が持てます。
やっぱりどんな考え方を封入するにせよ、(その考え方に共感するかも別として)脚本家が薄っぺらいと話も薄っぺらいもんですよね。

あ、篤姫は意外とあっさりと退場しましたね。私はこのドラマのテンションなら、家定様が彼女を天界から迎えにくるくらいのことはやってのけるのかと思っていたんですけど、案外普通でした。
というか、西郷や大久保の最期にちょっと食われてる気がするのが、気になるw

お話全体は割りと軽い感じでしたよね。軽いというのは、とっつきやすいってことなんですけど、私ら若人でも見やすい感じというか。話の王道というか。
篤姫は様々な人と接していますが、だいたいどれも最初は悪い関係から始まって、理解が生まれ、仲間になるもしくは、理解できそうだった人間が突然この世を去るというパターンが表面に出ていました。
少年漫画のようだ、とか言ってたのはそのイメージのせいなんですが、良く言えば見やすい、悪く言えばパターン化されていて読めてしまうといったところ。
でも、人と人の間に理解が生まれていく過程の盛り上げ方は良い感じでしたし、面白かったです。
あと、人が亡くなるシーンでのセリフ選びとか、執着度はちょっとすごい。
どれもみんな大事にカッコよく作られている印象で、素直に見ていられました。
ホント、死に様がかっこいいドラマでした。

登場人物たちは大事にされていましたね。
篤姫に限らず、主要な登場人物(特に男w)が、幕府サイドも倒幕サイドも偏ることなく等しい目線で、かつ格好良く描かれていたのも好印象でした。
等しく描かれていたおかげで、いろいろな人間の視点で感情移入できたのはとてもいいですね。大好き。
中村梅雀@井伊直弼さんですけど、こんなかっこいい死に方した井伊直弼って、そうそう居ない気がします。
中には、岩倉具視@片岡鶴太郎さんみたいな化け物も居たわけなんですけどね。

あと、音楽。
あの音楽の効果はかなり大きかったと思いますね。
バリエーションもかなりあって、場にあわせて上手い具合に力を発揮していたように思います。
特に、見せ場である人が亡くなるシーンで頻発するあのヴォーカル付きの曲!
ヤツの破壊力は絶大だといわざるを得ません。
あれだけで雰囲気二割増しくらいいってた気がするw

全体的に見ると、日曜の夜に気軽に楽しめる面白いドラマだったと思います。
翌日が月曜なのに、暗いドラマとか勘弁ですよね!
終わったのが惜しいと思えるくらいは楽しみました。
製作スタッフ、出演者の皆様に感謝です。
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